株式会社マムハートホールディングス(本社：岡山県津山市上河原209-4、代表取締役：松田 欣也、以下マムハートホールディングス)は、子会社㈱マルイが参画した経済産業省主催の「課題解決型AI人材育成事業『AI Quest』」で活用したプログラムや企業の実課題を基に、津山工業高等専門学校と連携し同校内で「リアルデータを使うAI活用」を2021年度の演習テーマの一つとして開始しました。

【提供の背景】

㈱マルイでは、従来からICTやAIを活用しデータドリブン経営を目指してきたが、その一環として社内人材を経産省が推進する「課題解決型AI人材育成事業『AI Quest』2020」に派遣、全国のデータサイエンティストから選ばれた5名の人材と共に、業界では従来難しいとされてきたAIを使った生鮮食材の需要予測の実証実験を行った。

具体的には、スーパーで扱う鍋商材7品目を、過去のデータや気温データなどを基にAIで需要予測、発注精度を改善することで食材ロスや販売ロスの削減効果が認められたことから、この取組みが経産省のHPに掲載された。弊社では引き続き同取組みを実践活用に向け研究して行く方針。

一方、㈱マルイの親会社である㈱マムハートホールディングスでは、今後AI活用を推進して行く上で、人材の確保がボトルネックとなっているため、今後同分野の人材確保のために、地元の高専と連携、地方であっても、また小売業であってもAIの活用範囲が広がっていることを学生に認識してもらうと共に、ひいては地元企業で働けるAI活用人財の育成、採用を目指し、社内データサイエンティストを講師とする授業を同校内の演習科目の1テーマとして開始した。

【演習テーマ「リアルデータを使うAI活用講座」の概要】

• 経産省が提供した「実践的なAI人材育成のためのデータ付き教材」を基に、当社が提供する実データ（秘匿情報は加工済み）を使用、またAI活用のための基本スキル学習のために、㈱SIGNATE社の「SIGNATE　Quest」を全国の高専で初めて採用、e-learningも可能とした。
• e-learning教材を使ったAI講座と実データを使用したリアル講義
  • 「AIの基礎から運用」をe-learning（SIGNATE　Quest)で学習
  • 当社の実データを使用して需要予測や在庫の最適化などを研究する
  • 当社など企業に対するヒアリング、要件定義、AIモデルの作成、経営者への提言など実戦形式を導入

 

（経産省の事例紹介）	(実際の授業風景)

■会社概要

商   号： 株式会社マルイ
代表者： 代表取締役　松田　欣也
所在地： 岡山県津山市上河原209-4
設   立： 1931年2月
事業内容：スーパーマーケット
資本金： 3,000万円
URL： https://www.maruilife.co.jp/

■ニュースリリースに関するお問い合わせ

株式会社マルイ　代表番号：0868-35-0160
担当：社長室　八木　
※詳細は情報・マーケティング室　辻までお問い合わせください。